予兆

ドラマでは、登場人物の心理をビジュアルで象徴的に表現する必要があって
それで「突然雨が降り始める」とか「雷が落ちる」とか「写真立てが倒れる」とか、古いところでは「下駄の鼻緒が切れる」とかそういう演出が用いられることになるわけだが
それらは既に使い古されてはいないだろうか。
新しい「不幸の予兆」を考えてみた。

  • 缶を開けようとしたら、リングプルが取れた
  • 自販機のコイン投入口にコインが詰まっていた
  • 縮小コピーされてしまった
  • 流れたはずのうんこが戻ってきた
  • ブラシに付いている髪の毛がいつもより多い
  • 乗ったエレベーターが逆方向だった
  • 臭いのは自分だった